外壁塗装をする季節っていつがいいのか迷いますよね。
夏は暑くて作業員さんが心配だし、梅雨は雨で塗料が流れてしまわないか不安だという方は多いのではないでしょうか。
結果的に、春と秋が人気の季節ですが、それぞれのシーズンで外壁塗装にとってのメリットとデメリットがあります。
そのため、決して春か秋だったら安心というわけはありません。
そこでこの記事では、季節にとって外壁塗装にそんなメリット・デメリットがあるのかを解説し、工事をするときの注意点を解説します！
しかちゃん
当サイトは元外壁塗装の営業マンが外壁塗装で失敗・後悔した人をたくさん見てきた経験から「後悔しない外壁塗装」のノウハウを発信しています！
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外壁塗装のベストな季節はいつ？
外壁塗装に最も適した季節は春（４月～５月）か秋（９月～１０月）です。
しかし、季節ごとのメリット・デメリットに気を付けていれば、外壁塗装はどんな季節でも施工することができます。
ただし、外壁塗装の施工業者が季節ごとに気を付けるべきポイントを理解して工事を行えるかが重要になります。
そのため、塗装工事を担当してくれる業者が注意点を守って工事を進めてくれているか見極られるよう、次の章で解説する季節別のメリット・デメリットを確認しておきましょう！
外壁塗装の季節別メリット・デメリット
外壁塗装を行う季節によって、それぞれメリットとデメリットがあります。
季節によって異なる特徴を把握し、適切な季節を選び外壁塗装を行いましょう！
もしくは、春・秋以外に塗装工事をするときに業者が以下のことを意識して工事を進めているかをチェック！
| 季節 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| 春 | ・湿度が低く塗料が乾燥しやすい ・気温も適度で、作業員がストレスなく作業できる | ・花粉の飛散が多く塗膜に付着しやすい ・突然の雨や風が吹くことがあるため、天候に注意が必要 |
| 夏 | ・塗料の乾燥が非常に早く、作業期間が短くて済む ・天候が安定しており、作業の予定が立てやすい | ・日差しが強いため、作業員の体力消耗が激しい ・高温多湿なので、作業環境には注意が必要 |
| 秋 | ・湿度が低く、空気が澄んでいるため、作業環境が良好 | ・天候が不安定で、急な雨が降ることがあるため、作業計画には注意が必要 |
| 冬 | ・乾燥しているため、塗料が乾きやすく、塗装作業がしやすい ・天候が安定しており、作業計画が立てやすい | ・気温が低く、作業員の体力消耗が激しい ・冬場は日照時間が短く、作業時間が制限されるため、作業期間が長くなる可能性がある |
季節によって変わる外壁塗装の注意点
外壁塗装には季節によって異なる注意点があります。
そのため、工事のタイミングがすでに決まっている人は、施工業者にこれから解説する内容に注意するようにあらかじめ伝えておくようにしましょう。
夏に行う外壁塗装の注意点
夏は塗料が乾燥しやすいというメリットはありますが、暑さゆえの注意点もいくつかあります。
作業員の熱中症
夏場の外壁塗装で最も注意するべきは、作業員の体調管理です。質のいい外壁塗装は安全な状況で行うことが非常に重要です。作業員が体調不良で手元がおぼつかなくなったり、集中力が落ちると品質が低下してしまいます。無理のないペースでこまめに水分補給と休憩をはさむようにしてもらいましょう。
≫エスケー化研｜よくある質問「暑い日に塗装しても大丈夫ですか。」
塗膜の乾燥時間を厳守
夏は塗料が乾燥しやすいので、塗膜が早く固まり作業がスムーズになります。しかし、早く乾燥するからと言って、メーカーの規定の乾燥時間より短いスパンで下塗りと上塗りを進めてしまう業者は少なくありません。そのため、既定の乾燥時間はしっかり守るように念を押しておくことをおすすめします。
急な雨に注意
夏はゲリラ豪雨など、急な雨が発生しやすい季節です。作業を始めたタイミングは快晴でも、作業中に雨が降ってきてしまうと、塗料に雨水が混ざり、既定の希釈量を超えてしまったり、外壁に塗った塗料が流れてしまう危険性があります。なので、その日の朝の天気予報に加え、作業のタイミングに雨雲が近づいてこないか、スマホアプリで雨雲レーダをチェックしておくことが大切です。
冬場の外壁塗装は可能？
もちろん、冬場でも塗装は可能です。
ただ、冬場は乾燥しているので、塗膜が乾燥しやすいメリットはありますが、気温の低さと空気の乾燥で以下のことに気を付つける必要があります。
低気温による作業員の体力低下
気温が低い中での外での作業は非常に体力を消耗します。また、手がかじかんで手元がうまく使えないと、仕上がりのきれいさにも影響します。また、動いていると暖かくなるため、ついつい長時間続けて作業をしてしまい、集中力の低下や体力の消耗を招いてしまいます。そのため、定期的に休憩をはさむことが重要です。
早朝と夕方の塗装作業はNG
早朝は著しく気温が低く、夕方は外壁に霜が付着し濡れる可能性があります。気温5度以下は外壁塗装に向かない環境なため、冬場は気温と、壁面が乾いているか確認をしてから作業を開始する必要があります。
≫日本ペイント｜「冬場の寒いときや、夏場の暑いときに外壁や屋根を塗装しても問題ないですか？」より
火災に注意
冬場は非常に乾燥した環境なので、火災の発生に注意が必要です。なぜなら、外壁塗装に利用する塗料には引火性のある「溶剤系塗料」が使用されることがあるからです。そのため、特にたばこの火からの引火が原因で火災になるケースがあります。作業員はもちろんですが、施主も喫煙は現場から離れた場所にしましょう。
梅雨時期の外壁塗装で気を付けることとは？
外壁塗装に最も向かない時期として梅雨が一番イメージがありますが、以下のことに注意をすれば塗装工事は十分可能です。
湿度85％未満の環境で作業をする
塗料を塗った後の塗膜を乾燥させるためには、湿度85％未満の環境下であることが推奨されています。
雨天は作業しない
雨水が塗料に混入し、希釈率が高くなってしまうため作業はNGです。また、足元が滑りやすくなるので、作業員の安全性の観点からも作業はおすすめしません。
工事期間に余裕を持つ
梅雨は作業ができない日が続いたり、乾燥に時間がかかるため工事がどうしても長引いてしまいます。そのため、期日に余裕をもって気長に工事を見守る根気が必要です。また、塗料のにおいが苦手な方やペットを飼っている方は、早く工事が終わる季節を選ぶほうがよいでしょう。
梅雨は外壁塗装が安くなるかも！？
雨が多い梅雨の季節は外壁塗装の閑散期です。そのため、業者の売り上げがどうしても落ちてしまいます。その対策として、梅雨の季節に塗装工事をさせてくれる場合は安くしてくれるかもしれません。
もし、工事の期間が多少長くなっても気にならない人はあえて梅雨の季節をえらんで、値引き交渉をしてみるのもいいかもしれません。
春と秋の外壁塗装でも油断はしないで
春と秋は外壁塗装に最も適した季節ですが、それゆえに以下のようなことに注意する必要があります。
多忙を理由に雑な作業をさせない
春と秋は外壁塗装のシーズンとして非常に人気なため、業者側はかなり忙しくなります。そのため、一つでも多く工事をこなすために、乾燥時間を短縮したり、細かな差が行が雑にしてしまう可能性があります。そうならないためにも、モラルのある業者で工事をすることが重要です。
需要があるため、値上げされているかもしれない
人気シーズンは多少金額が高くでも、工事をしたい人が多いので費用が高くなることがあります。しかし、それは業者側の利益を出したいという都合なので、価格交渉をしてみることをおすすめします。また、費用を安くするためのテクニックについては別記事を参考にしてみてください。
外壁塗装に最適な季節についてのまとめ
基本的に外壁塗装は一年を通して、いつでも工事は可能です。
しかし、季節によってメリットデメリットがあるので、シーズンごとに気を付けるべきことを把握しておくことが大切です。
また、湿度・温度の管理や、雨天の対応などは塗装業者のモラルやプロ意識に依存する要素が大きいため、信頼できる業者を選ぶことが非常に重要になります。
そのため、季節選びと同じくらい業者選びもこだわりましょう。
しかし、素人が自力で優良業者を見つけ出すのはかなり難しいので、優良業者のみを紹介してくれる外壁塗装パートナーズ
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