自宅に外壁塗装のチラシが入っていて「そろそろ外壁塗装が必要かも」と考えるきっかけになることはよくあります。
でも、たまたま入っていたチラシの塗装業者に見積もりを依頼してもいいものか不安に思う方は多いのではないでしょか。
そこでこの記事では、外壁塗装のチラシの見るべきポイントや注意点について解説します!

しかちゃん
当サイトは元外壁塗装の営業マンが外壁塗装で失敗・後悔した人をたくさん見てきた経験から「後悔しない外壁塗装」のノウハウを発信しています!
トップページでは、初めて塗装工事をする方が迷わずに段取りができるように、ステップ形式でまとめています!
外壁塗装のチラシで見るべきポイント

会社情報(住所)の記載に嘘がないか
まず、会社情報は必ずチェックしてください。
なぜなら、問題が起きた時や支払いが完了したらすぐに逃げられるように住所を誤魔化している悪徳業者の可能性があるからです。
もしチラシに住所が書いていない場合は特に注意しましょう。
また、住所の記載があった場合はGoogleマップやストリートビューで検索をして、店舗や事務所があるか確認しましょう。

逆に地域に根差して営業をしている業者であれば、店舗や事務所がしっかり出てきます!
相場からかけ離れてた表示がされていないか
チラシはお客さんから問い合わせをしてもらうためのプロモーションです。
そのため、過剰に相場より安い価格を表示してしまうような業者がいます。
いざ問い合わせをして見積もりを依頼すると、何かと理由をつけてチラシよりも高い金額で提案される可能性があります。
逆にチラシ通りに格安価格で契約できたとしても、施工手順を省いたり人件費を省いたりといった低品質な工事をされてしまうことがあるので要注意です。

チラシの表示価格はあくまで参考と思っておきましょう!
外壁塗装の相場価格は下の表を参考にしてください。
外壁/グレード | 耐用年数 | 施工平米単価(相場) |
---|---|---|
アクリル | 3~5年 | 1,000~1,800円/㎡ |
ウレタン | 5~7年 | 1,500~2,000円/㎡ |
シリコン | 7~15年 | 2,500~3,500円/㎡ |
遮熱シリコン | 12~17年 | 3,000~3,700円/㎡ |
フッ素 | 12~20年 | 3,000~5,000円/㎡ |
遮熱フッ素 | 17~23年 | 4,200~4,700円/㎡ |
無機 | 20~25年 | 4,500~5,500円/㎡ |
スタッフが持っている資格を記載しているか
外壁塗装は職人の技術や診断士の知識が伴っていなければ、どんなにいい塗料を使ったとしても意味がありません。
また、外壁塗装は資格がなくても営業ができる業界なので資格の有無が業者選びの大切な基準になります。
例えば代表な資格は以下のようなものがあります。
上に挙げたような資格以外にも外壁塗装の業者が持っているとよい資格があります。
気になる方は関連記事もあわせて読んでみてください!
保証・アウターフォローの記載があるか
外壁塗装は施工直後はきれいに見えますが、数年たってから良し悪しがはっきりわかります。
施工不良や手抜きがあると、早い場合数か月~3年以内に塗膜がはがれてきたり、色あせが起きてしまいます。
そこで重要になってくるのが保証とアフターフォローです。
まっとうに運営している会社なら、塗料の耐候年数に応じて施工不良に対する保証をしてくれるので、無料で手直しをしてくれます。
また、施工後に不具合がないか1年~数年置きに検査をしてくれるといった、アフターフォローが充実しているかも非常に重要です。

チラシに保証とアフターフォローの記載があるか必ずチェックしましょう!
施工実績の件数が記載されているか
外壁塗装は相見積もり(他社比較)をするのが一般的です。
その一環として、地元での施工実績がどれだけあるかは、優良業者かを判断する指標になります。
つまり、比較された結果どれだけ多くのお客さんから支持を得たのかがわかるということです。

施工実績数を他社のチラシやHPと比較しましょう
外壁塗装のチラシ集客の注意点

チラシだけで優良業者かどうかの判断をしない
大前提ですが、チラシはあくまでも集客のためのものなので、顧客に対して良いイメージを抱かせる内容を基本的に掲載しています。
そのため、外壁塗装は実際に現地調査をしてもらい、見積もりもらい、説明を受けてたうえで信頼できるかを判断するようにしましょう。
他社のチラシやHPと比較する
1社だけのチラシでは金額が高いのか安いのか、施工実績が多いのか少ないのかはわかりません。
なので、他社のチラシと表記を比較しましょう。
しかし、チラシをあらかじめ溜めている人は少ないと思うので、インターネットで「地名(〇〇市)+外壁塗装業者」で検索して出てくる企業のHPを見てみましょう。

会社によってはHPで最新のチラシが見られることもあります!
チラシの記載価格より高くなる可能性がある
新聞の折り込みチラシやポスティングチラシは主にB5サイズやA3サイズの用紙に様々情報が記載されています。
しかし、すべてを記載することはほぼ不可能です。
そのため、実際の工事に必要な項目や金額が書ききれていない可能性があります。
上記のものは外壁塗装において必要な項目なので、チラシに記載がない場合は実際の見積もりが大幅に変わると思っておいたほうが良いでしょう。

チラシに書ける情報量には限りがあるので、チラシの表示価格と見積書の価格にはギャップが生まれます。
チラシを配るコストは工事額で補填される
昔からチラシを配ることは代表的なプロモーション方法なので、決して悪いものではありません。
しかし、忘れてはいけないのは「チラシを撒くのにはお金がかかる」ということです。
チラシのサイズ、枚数、撒く頻度、配布方法によって費用は異なりますが、効果的に集客をするためにはある程度広範囲かつ定期的にチラシを撒く必要があります。
そのコストは、売り上げから捻出されているものなので、高頻度でチラシを見かける場合は工事費に多少影響を与えている可能性があります。

チラシもタダじゃありません。
チラシ以外で外壁塗装の業者を見つける方法

近隣住民からの評判を聞いてみる
もし近所で外壁塗装をした人がいる場合は、施工業者の印象や品質などの満足度を聞いてみましょう。
外壁塗装済みの近隣住宅はとても参考になる施工実績なので、評判が良かった場合は同じ業者に問い合わせてみることをおすすめします。
ネット検索で塗装業者を探す
最近は自社のHPを運営している塗装業者がたくさんいます。
なのでインタネットで「地域名+外壁塗装業者」で検索してみるとよいでしょう。
しかし、以下のことには注意しましょう
インターネットの掲載順は、基本的に情報の充実度や質の良さが反映されるので、実際の施工の品質などが反映されているとは言い切れません。

ネットは文字や写真や数値などのデータ情報なので、実物の施工実績は反映できません。
また、口コミやレビューに関しては「口コミで高評価してもらえれば割引にします」といった施策が行われている可能がゼロではありません。
参考にするのは良いですが、すべてを鵜呑みにしないようにしましょう!
一括見積もりサイトを使う
外壁塗装の一括見積もりサイトは、チラシやHPでプロモーションをしていないような地元の塗装業者とも出会える可能性があるので利用してみましょう。
チラシやHPでプロモーションをしているのは大きな企業で中間マージンがかかるようなところが多いです。
しかし、一括見積もりサイトでは中間マージンがかからない塗装業者を紹介してもらえるのでおすすめです。
ただ、どんな一括見積サイトでもいいわけではありません。
外壁塗装パートナーズ という一括見積もりサイトは信頼性が高くておすすめです。
完全無料で使える!
外壁塗装のチラシから優良業者を見抜く方法のまとめ
チラシで見るべきポイントは以下の5つです!
大前提として、チラシだけで優良業者かどうかを判断しきれないので、必ず現地調査の様子や見積もりを見て判断するようにしてください。
また、1社だけで業者を決めてしまうのは非常にリスクが高いので必ず相見積もりをしましょう。