外壁塗装の訪問販売がしつこいとうんざりしてしまいますよね。
実際、リフォーム工事の訪問販売に悩まされている方は多く、以下の表のように国民生活センターへの相談件数は毎年増加しています。
そこでこの記事では、よくある外壁塗装の訪問販売のしつこい営業の事例とその対策について解説します。

しかちゃん
当サイトは元外壁塗装の営業マンが外壁塗装で失敗・後悔した人をたくさん見てきた経験から「後悔しない外壁塗装」のノウハウを発信しています!
トップページでは、初めて塗装工事をする方が迷わずに段取りができるように、ステップ形式でまとめています!
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ケース1:しつこく長時間居座る

しつこい営業マンは長時間商品の説明やセールストークを聞かせて判断力を奪うという手法を用いることがあります。

うちの会社は○○県の××市に本社がありまして創業は△△年からで今では~

はぁ…。そうなんですね…。
~1時間後~

ここからうちの商品のご紹介ですが、うちでは10種類の塗料を扱っていまして一つ一つご説明すると~

まだ続くの?もうとりあえず契約したら帰ってくれるかなぁ…。
はじめのうちは「そんな方法で自分は契約なんてしないぞ!」と警戒しているかと思います。
しかし、次から次へと営業マンから話をしてくるので疲弊してしまい契約してしまう可能性があります。
長時間居座る営業マンの対処法
外壁塗装の訪問販売の営業が長引くのを防ぐには先に時間制限を設けるのが効果的です。
また、この時一緒にスマホや時計のタイマー機能でアラームが鳴るように設定しておくことをおすすめします。
もし自分で話を遮る自信がない人でも、アラームが鳴れば話を終わらせるきっかけを強制的につくることができます。
「もう少しだけお時間いいですか?」と言われても「仕事に遅れたら責任取れますか?」という風にきっぱりと断るようにしましょう。

アラームは空気を読まずに割り込んでくれます!
ケース2:断っているのに帰ってくれない

粘り強い営業マンの場合、一度断っただけでは引き下がらず契約するまで帰らない人がいます。

うちはまだ外壁塗装はしません。

いやいや、今のうちに工事しておかないと大変なことになりますよ!

では1年後くらいで考えます。

1年後だと今回のキャンペーンをやっていないので高くなりますよ!(断られても引かないぞ!)
断っても引き下がらない時の対処法
実は訪問販売は、一度相手から断られたら再勧誘してはならないと特定商取引法で規制されています。
再勧誘の禁止等(法第3条の2)
事業者は、訪問販売をしようとするときは、勧誘に先立って消費者に勧誘を受ける意思があることを確認するように、努めなければなりません。
消費者が契約締結の意思がないことを示したときには、その訪問時においてそのまま勧誘を継続すること、その後改めて勧誘することが禁止されています。
特定商取引ガイドより
もし訪問販売において、一度断っても勧誘をやめない場合は違法行為だと伝えて帰るよう促しましょう。

断っても勧誘を続けてくる場合は違法行為だと警告しましょう!
ケース3:居留守を使っても連日インターフォンが鳴る

訪問販売の営業が来てインターフォンがなっても出ないようにしている方も多いのではないでしょうか?
しかし、訪問販売の営業マンはすぐにはあきらめません。

ピンポーン(チャイム音)

訪問販売の営業かな?出ないでおこう…。
~翌日~

ピンポーン(チャイム音)

また昨日と同じ人だ。しつこいなぁ~。

今日も留守みたいだな…。会えるまで来よう!
外壁塗装の訪問販売の営業マンは家主に会ってセールスをし、契約をしてもらうことが仕事です。
そのため、家主がいるタイミングを狙って出直そうと何度でも訪問します。

ここで重要なのは居留守の仕方です!
居留守の効果を増幅させる方法
もし居留守を使うのであれば、こっそりする必要はありません。
むしろ「いるけど出ません!」というアピールをしましょう。
何度かインターフォンは鳴るでしょうが、徹底して無視しましょう。
また、「訪問販売お断り」と書かれたステッカーをインターフォンのすぐ横に貼っておくのも抑止力になります。
もし本当に大切な用事の場合は、ポストにチラシや置き手紙が投函されます。
ケース4:高圧的な態度をとってくる

稀なケースではありますが、高圧的な態度で迫る手法を使う悪質業者がいます。

こちらは善意で勧めているのに何で契約しないんですか!?

契約しないと収まらないかも…。
悪徳業者以外にも営業ノルマがきつかったり成績不良で普段は温厚だったとしても、つい感情的になってしまうという可能性もあります。
悪意がなかったとしても他人を脅す行為は決して許されません。
高圧的な営業マンの対処法
身の危険を感じたり、自分でその場を収められないと思たらためらわず警察に通報しましょう。
ただし、ヒートアップしている相手に対して断る際は冷静に行動する必要があります。
そのため断り方には十分注意しましょう。
もし逆上されるの恐れて、その場を収めるために契約をしてしまった場合はクーリング・オフができるのですぐに対処しましょう。
しつこい外壁塗装の訪問販売対策のまとめ
今回は外壁塗装の訪問販売でよくある事例とその対策をご紹介しました。
もちろん、外壁塗装の訪問販売がすべてこのような営業方法をしているというわけでありません。
しかし、訪問販売で外壁塗装をするのはリスクが高いということは否めません。
もしこれから外壁塗装をしようと考えているタイミングなのであれば、訪問販売の営業には十分注意をして冷静な判断をしましょう。
訪問販売以外の業者で外壁塗装をしたい場合は、事前に厳しい審査で優良業者を絞り込んでくれる一括見積りサービスを利用する手もあります。
ちなみに筆者のおすすめは外壁塗装パートナーズ です。
訪問販売によるリフォーム工事に関する相談
(前年同期5,876)
引用元:独立行政法人国民生活センター