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外壁塗装のシリコン塗料の耐用年数と相場価格は?特徴とメリット・デメリットを解説!

外壁塗装を行う際に、シリコン塗料は高い耐久性や防汚性を誇るため、人気があります。

しかし、シリコン塗料の種類や選び方などについては、まだまだ知られていないことが多いです。

この記事では、外壁塗装におけるシリコン塗料の特徴やメリット、選び方などを詳しく解説し、おすすめのシリコン塗料や費用の抑え方についても紹介します。

外壁塗装をシリコン塗料で考えている方はぜひ参考にしてください!

こんなお悩みを解決!
  • シリコン塗料って何?
  • シリコン塗料のメリットとデメリットを知りたい!
執筆者
しかちゃん

当サイトは元外壁塗装の営業マンが外壁塗装で失敗・後悔した人をたくさん見てきた経験から「後悔しない外壁塗装」のノウハウを発信しています!
トップページでは、初めて塗装工事をする方が迷わずに段取りができるように、ステップ形式でまとめています!

シリコン塗料はおすすめ!

実はシリコン塗料は、住宅やビルなどのリフォーム時に約80%採用されています。もし、どんな塗料にしようか迷っている場合は、シリコン塗料を選べばまず間違いありません!

外壁塗装のシリコン塗料とは

シリコン塗料に疑問を抱く男女

外壁塗装に使用されるシリコン塗料とは、シリコン樹脂を主成分とする塗料のことを指します。

シリコン樹脂は、非常に高い耐候性や耐久性、防水性を持ち、紫外線や雨水などの自然環境の影響を受けにくく、色褪せや剥がれなどの劣化が少ない特徴があります。

そのため、外壁塗装に使用される塗料として非常に優れた性能を持っている塗料といえます。

また、シリコン塗料には、防汚性にも優れているため、外壁に付着する汚れやカビの発生を防ぐことができます。

そのため、メンテナンスの手間を減らすことができ、長期的に見てもコストパフォーマンスが高い塗料として非常に人気の塗料です。

外壁塗装のシリコン塗料の性能

シリコン塗料の性能

それでは早速シリコン塗料の性能についてみてきましょう。

主に外壁塗装に使われるシリコン塗料には以下のような性能があります。

耐候性が高い

シリコン塗料は、シリコン樹脂を主成分としており、その特性から非常に高い耐候性を持っています。

紫外線や雨水などの自然環境の影響を受けにくく、色褪せや剥がれなどの劣化が少ないため、塗装面を長期間保護することができます。

耐水性が高い

外壁や屋根は、もともと撥水性がないので塗膜によって防水効果を持たせる必要があります。

シリコン塗料は撥水性に優れている上に、酸性雨によるダメージにも強い性質を持っています。

汚れにくい

シリコン塗料は表面が滑らかな仕上がりになるので、汚れが定着しにくくなります。

また、雨水によって汚れを洗い流してくれる「自浄作用」があるので、綺麗な見た目を維持できます。

耐熱性が高い

シリコン塗料は耐熱性が高く、熱によるダメージを受けにくい性質があります。

昔よく使われていたウレタン塗料は、熱による塗膜の浮きが弱点でした。

その弱点を克服したのがシリコン塗装です。

透湿性がある

湿気は外壁材や屋根材の反り返ったり、塗膜が膨れ上がる原因になってしまいます。

シリコン塗料は防水性を持ちながら、湿気を逃がす効果を持っているので外壁・屋根塗装に最適な塗料と言えます。

シリコン塗料のメリット

笑顔の男女

外壁塗装にシリコン塗料が選ばれるのは、メリットが大きいからです。

そこで、ここでは実際どんなメリットがあるのか見てみましょう。

主な大きなメリットは以下の2つになります。

コストパフォーマンスが良い

シリコン塗料は性能の良さと価格の安さから多くの住宅で選ばれている塗料です。

昔はウレタン塗料がよく使われていたので、10年一度外壁の塗り替えが必要と言われていました。

しかし、シリコン塗料であれば約15年ほどの周期での塗り替え済むので、30年間で3回塗り替え必要なところを2回で納めることができます。

バリエーションが豊富

シリコン塗料はシェアの約80%を占めるため、様々な塗料メーカーが多くの商品を発売しています。

そのため、色や性能のバリエーションがとても多くあり、選択肢が広がります。

シリコン塗料のデメリット

シリコン塗料に顔をしかめる男女

非常にメリットの大きいシリコン塗料ですが、メリットだけではありません。

もし、シリコン塗料を選ぶ際には以下のことを頭に入れておきましょう。

フッ素や無機より耐候性が低い

塗料にはグレードがあり、シリコン塗料は中級グレードに位置します。

耐久性はフッ素・無機に劣るが、その分フッ素・無機より価格は安い塗料になります。

アクリルやウレタンより価格が高い

耐久性はアクリル・ウレタンより優れていますが、その分価格は高くなります。

とにかく価格を重視している方はウレタン塗料を選ぶという手もあります。

製品数が多く迷ってしまう

シリコン塗料は、バリエーションの多さから、非常に迷いやすい塗料でもあります。

優柔不断な人だと選ぶのに疲れてしまうので、あらかじめ業者に候補を絞り込んでおいてもらうと良いでしょう・

また、塗料は3大メーカーである「日本ペイント」「関西ペイント」「エスケー化研」の中から選ぶのが無難です。

外壁塗装の塗料の選び方

シリコン塗料の相場価格と耐用年数

シリコン塗料の費用対効果の図
シリコン塗料相場
施工費1500~2500/㎡
耐用年数10年~15年
塗料缶15000円~40000円

もし手元に見積書がある方は、記載されている塗装面積と施工費から単価を割り出してみましょう。

高すぎても、安すぎてもいけません。しかし、相場はあくまで目安で、建物一軒一軒にかかる費用はバラバラです。

外壁塗装は、複数の見積もりを比較することで適正価格を知ることができるので、必ず相見積もりをするようにしましょう。

シリコン塗料で外壁塗装をした7人の費用

クラウドワークスでアンケートを取った結果、外壁塗装にシリコン塗料を使用した人(18名)の費用は以下のような結果となりました。

金額人数
80万円以下3名
100万円以下4名
101万円~110万円4名
111万円~120万円3名
121万円~130万円1名
131万円~140万円0名
141万円~150万円0名
151万円~160万円0名
161万円~170万円1名(うち外壁のみ0名)
171万円~180万円1名(うち外壁のみ0名)
181万円~190万円0名
191万円~200万円1名(うち外壁のみ1名)
201万円以上0名

シリコン塗料で外壁塗装をした人の価格帯は、80万円~120万円が多いという結果になりました。

もしシリコン塗料で外壁塗装をお考えている方はぜひ参考にしてみてください。

外壁塗装に水性のシリコン塗料って大丈夫なの?

水性のシリコン塗料は大丈夫

業者からシリコン塗料を提案されたけれど、水性塗料って雨水で塗料が流れてしまうんじゃないかと不安になる方もいるかもしれません。

でもご安心ください!

実は、今外壁塗装に使われている塗料のほとんどは水性塗料なんです!

水性塗料と溶剤系(油性)塗料の差はそこまでなく、下地の素材によって水性が使えない場合があるので、その場合は溶剤系塗料を使います。

しかちゃん

水性塗料だから雨水に流れてしまう、なんてことはないので安心してください!

シリコン塗料のまとめ

シリコン塗料を使用すれば、10年に一度の塗装という周期から15年に一度で済ませることができます。

耐候性が高くコストは低いというコストパフォーマンスの良さから、外壁塗装の約8割はシリコン塗料が選ばれている大人気の塗料です。

「長持ちする塗料を使いたいけど、価格が気になる」という人はシリコン塗料を選びましょう。

シリコン塗料が向いている人

  • コストパフォーマンスを重視する人
  • 人気の塗料を使いたい人

シリコン塗料が向いていない人

  • 耐久性よりも価格を重視する人
  • とにかく耐久性の高さを重視する人