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ウレタン塗料とは?特徴とメリット・デメリットを解説!

  • 外壁塗装のウレタン塗料って何?
  • ウレタン塗料で外壁塗装するのはあり?
  • ウレタン塗料のメリット・デメリットを知りたい!

ひと昔前まで、外壁塗装の定番として使われていたウレタン塗料。

今は安価で高耐久なシリコン塗料が普及し現在は外壁・屋根に対して使用されることは少なくなりました。

しかし、ウレタン塗料の価格は安いので、使用したいと考える人は少なくありません。

そこで、この記事では外壁塗装のウレタン塗料の性能やメリット・デメリットについて解説しています。

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ウレタン塗料とは?

ウレタン塗料に対し疑問を抱く男女

樹脂にウレタン(ポリウレタン)が使用された塗料のことをウレタン塗料といいます。

汎用性が高く、塩ビ素材・鉄・木材などに使用ができるため、車や家具などによく使用されることも。

また、バルコニー(ベランダ)の防水工事としてもよく活躍する塗料。

住宅では、雨どいや木部などの付帯部塗装によく使用されます。

ウレタン塗料の性能

  • 弾力性
  • 光沢感

代表的な性能は弾力性。

外壁塗装は下地の種類によって、弾力のある塗料と弾力の無い塗料を使い分ける必要があります。

ウレタン塗料は、弾性を必要とする下地に最適なのと、光沢があるので高級感を演出するのにも役立ちます。

ウレタン塗料のメリット

ウレタン塗料のメリット

価格が安い

ウレタン塗料はシリコン塗料よりも価格が安いのがメリットです。

費用をとにかく抑えたい、けれどアクリル塗料よりは長持ちしてほしいという場合は、ウレタン塗料を選択すると良いでしょう。

高級感がある

光沢感のある仕上がりになるため、塩ビや鉄部の塗装に使うと高級感を演出が可能。

その高級感のある質感から、家具にもよく採用されています。

塗膜がひび割れにくい

温度で伸縮するような鉄や、湿度で反り返ったり伸び縮みする木材に

弾力のない塗料を塗ると、ひび割れを起こしてしまいます。

しかし、弾力性を持つウレタン塗料は、伸縮性のある下地に最適です。

それに対して、弾性塗料は追従性があるのでひび割れしにくいのが特徴。

汎用性がある

使用できる下地が多いので、様々なシーンで活用できます。

その汎用性の高さから、これまで外壁・屋根や付帯部にも使用されきました。

また、昔から使用されているため、難なく扱える塗装職人も多くいます。

種類が豊富

ウレタン塗料の歴史は長く、これまで多くのメーカーが開発・生産をしてきました。

そのため、カラーバリエーションが多かったり、防カビ・遮熱など性能が追加された塗料もあるので選択肢が広がります。

ウレタン塗料のデメリット

ウレタン塗料のデメリット

耐用年数が短く、コストパフォーマンスが悪い

5~7年程度と、メンテナンス目的で外壁塗装に使用するには、耐用年数が短いです。

そのため、メンテナンス頻度が高くなり、そのたびに足場代や人件費がかかってしまうのがデメリット。

外壁塗装は、耐用年数が長い塗料でメンテナンス頻度を下げたほうが、トータルコストは安くなります。

熱に弱く塗膜が浮きやすい

ウレタン樹脂は熱によって、変形したりダメージを受けてしまうので、塗膜が浮き上がりやすくなります。

その浮きに湿気がたまると外壁の劣化の原因に。

外壁や屋根は太陽の光で高温になりやすい場所なのでリスクは高いと言えます。

紫外線に弱い

塗膜の劣化の主な原因は紫外線と雨水。

ウレタン塗料は、紫外線に対する耐久性が低いため、チョーキング現象(塗膜が粉状になる現象)が起きやすくなります。

チョーキング現象が発生すると、塗膜の撥水性が失われてしまうので、外壁が水を吸ってしまい、劣化が進行してしまいます。

ウレタン塗料の相場価格と耐用年数

ウレタン塗料のスペック
ウレタン塗料相場
施工費1,500~2,000/㎡
耐用年数5~7年
塗料缶の値段5,000~20,000円

塗料缶は安ければ一斗缶5,000円程度で、ホームセンターでも購入することができます。

しかし、価格が安い分耐用年数は短いので、費用対効果としてはいまいち。

DIYに使用する分には使い勝手の良い塗料といえます。

まとめ

ウレタン塗料が向いている人

  • とにかく安く済ませたい人
  • 見た目だけきれいになればいいという人
  • 数年以内に建て替え、転居の予定がある人

ウレタン塗料が向いていない人

  • 長く建物を管理したい人
  • コストパフォーマンスを重視する人

最後に

ウレタン塗料は一度にかかる費用は安いですが、耐久性が低いので何度も繰り返し塗り替えをしなければいけません。

そのため、現在はあまり使用されなくなりました。

しかし、汎用性が高いため雨どいや鉄部などの付帯部分に使用でき、高級感を演出することができるので

部分的に使用することをおすすめします。

外壁塗装にどの塗料を使用するか迷っている人は、塗料の選び方について詳しく解説している記事があります。

詳しくはこちらをご覧ください。